マクニカがエッジAI向けソリューション「MemryX」の取り扱いを開始、高性能・低消費電力を実現

マクニカは、米国MemryX社と販売代理店契約を締結し、AI推論に特化したエッジAIアクセラレーター「Memr…


MemryX社のエッジAIアクセラレーター「MX3」の魅力

マクニカが日本市場に提供を開始するMemryX社のエッジAIアクセラレーターは、まさにこのニーズに応えるソリューションです。AI推論に特化しており、リアルタイム性と高い演算性能を確保しながら、消費電力とコストを大幅に抑えることができます。

特に、現行の主力製品である「MX3」は、ビジョンベースのAI推論において、一般的なGPUソリューションと比較して10%未満の電力で、より優れたシステムパフォーマンスを実現するとされています。これは、運用コストの削減を検討している企業にとって、非常に魅力的なポイントではないでしょうか。

MemryXロゴ

MX3は、AI搭載ビデオ管理システム(VMS)や産業用PC、各種エッジサーバーなど、多岐にわたる分野で既に活用されています。さらに、AIモデルのコンパイル、実行、統合のためのツールが充実しており、事前トレーニング済みモデルも豊富に用意されている点が大きな特徴です。これにより、特別なトレーニングやチューニングを行うことなく、導入後すぐにAIモデルを効率的に動作させることが可能になり、スムーズな導入を後押しします。

MemryX社 CEOのKeith Kressin氏は、「マクニカとのパートナーシップを通じて、日本でのプレゼンスを拡大できることを大変嬉しく思います。日本はエッジAIイノベーションにおいて世界で最も先進的な市場の一つであり、マクニカは顧客基盤とエンジニアリングの深さを兼ね備え、理想的なパートナーです。両社が協力することで、MX3ベースのソリューションの迅速な評価、スムーズなデザインイン、そしてより広範な導入を実現できます。」と述べています。

マクニカが提供する手厚いサポートと今後の展望

マクニカは、MemryX社の日本国内初の販売代理店となります。これまで半導体分野とAI分野で培ってきた知見を活かし、お客様への万全なサポート体制を構築しています。ハードウェアの提供にとどまらず、AIモデルの実装から最適化まで、お客様が安心してMemryX製品を導入できるよう支援するとのことです。

株式会社マクニカ クラビス カンパニー プレジデントの伊藤 啓介氏は、「MemryX社とのパートナーシップ締結を大変光栄に存じます。エッジAIの導入が加速する中、性能と省電力の両立、そして使いやすさを追求するMemryX社は、当社に不可欠なパートナーです。当社はこれまでハードウェア提供にとどまらず、AIモデルの実装・最適化まで支援してきましたが、MemryX社との協業により、より多くのお客様に革新的なエッジAI体験を届け、社会実装をさらに加速させてまいります。」とコメントしています。

産業分野や民生分野を問わず、エッジAIの導入と実装が加速する中で、高性能かつ低消費電力、そして導入のしやすさを兼ね備えたMemryXソリューションは、きっと強力な選択肢となるでしょう。マクニカはMemryX社との連携を強化しながら、エッジAIの実装を多角的に支援していく方針です。

製品詳細・お問い合わせ先

製品の詳細については、以下のマクニカのウェブサイトをご覧ください。

また、MemryX, Inc.および株式会社マクニカに関する情報はこちらです。

製品に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

株式会社マクニカ クラビス カンパニー MemryX社製品担当
TEL:045-470-9821
E-mail:mailto:[email protected]

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