「速暖くん®」の画期的な暖房方式
「速暖くん®」は、従来の暖房とは一線を画す独自の方式を採用しています。熱風式やガス式のように空間全体を暖めるのではなく、赤外線輻射によって「人を直接暖める」ことで、熱損失を抑え、効率的な暖房を実現します。これにより、燃焼式暖房で課題となる排ガス発生の問題も根本から解決しています。
驚きの省エネ性能と快適性
この装置は、0.2秒で立ち上がる高効率・高輝度の赤外線カーボンヒーターを搭載。スイッチを入れるとすぐに暖かさを実感できる即暖性が特徴です。さらに、人感センサーが搭載されており、「必要なとき、必要な場所だけ極暖」を実現し、無駄な加熱を防ぎます。



その結果、同一の暖房環境でエネルギー消費を約1/10以下に削減することが可能です。具体的な試算では、ガス熱風式と比較して、消費エネルギーを約90%、CO₂排出量を約80%、光熱費を約85%も削減できるとされています。これは、環境負荷の低減と家計の節約の両方に貢献する大きなメリットです。

また、赤外線が空気を介さずに体に直接届くため、衣服越しでも体の芯までしっかり暖め、高い保温性を実現します。周囲温度10℃の環境下での照射試験では、10秒後に体表面温度が28.1℃、30秒後には36.8℃にまで上昇することが確認されています。

多様な場所で活躍する「速暖くん®」
これまで暖房が困難だった開放・半開放空間でも、「速暖くん®」は体感快適性と省エネ性を両立します。例えば、工場出入口や駅ホーム、物流倉庫、屋外トイレ、仮設現場など、人の出入りが多く、空間全体を暖めることが非効率的だった場所でその真価を発揮します。



非燃焼型であるため火災リスクがなく、設置性にも配慮された安全性の高い構造も、多くの施設での導入を後押しするでしょう。


革新を支える「オレンジヒート®」技術
「速暖くん®」の優れた性能は、「オレンジヒート®」という革新的な赤外線カーボンランプヒーター技術によって支えられています。これは、高純度炭素繊維をフィラメントに利用し、高い熱効率を実現するものです。この技術は、エコプロアワード経済産業大臣賞など数々の賞を受賞しており、脱炭素社会や資源循環型経済社会の実現に貢献しています。

「ENEX2026」で直接体験するチャンス
「速暖くん®」は、2026年1月28日(水)から東京ビッグサイトで開催される「ENEX2026」のアワードコーナーに出展予定です。省エネ・脱炭素技術が集結するこのイベントで、その革新的な暖房ソリューションを直接体験できる機会となります。ぜひ足を運んで、その暖かさと効率性を体感してみてください。
メトロ電気工業株式会社は、今後も「環境」と「快適」の両面から社会に価値を提供し、産業施設や公共インフラにおける課題解決に貢献していくとのことです。
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