「うるさい」「熱い」はもう終わり!デスクサイドでNVIDIA H200/H100 NVLが使える「AquSys eGPUタイプ」登場

GDEPソリューションズから、NVIDIA H200/H100 NVLなどのデータセンター向けGPUを既存のワ…


高性能GPU導入の壁を打ち破る「AquSys eGPUタイプ」

AIやHPCの進化に伴い、NVIDIA H200/H100 NVLのような高性能なデータセンター向けGPUは不可欠な存在となっています。しかし、その強力な性能と引き換えに、次のような課題が常にありました。

  • 高発熱と排熱・空調の課題: 一般的なオフィス環境では冷却が追いつかず、熱暴走のリスクも。

  • サーバー筐体による騒音: 高負荷時のファン音は集中力を妨げ、快適な作業環境を損ないます。

  • サーバールームの確保と運用コスト: 導入には大規模な設備投資と維持費が必要でした。

これらの課題から、多くの研究者や開発者は「データセンターGPUをデスクサイドで使いたい」という願いを抱きながらも、導入を諦めざるを得ない状況でした。

現場の声に応える「デスクサイドGPU」のメリット

現場からは、以下のようなニーズが高まっています。

  • クラウドGPUや共有サーバーの混雑による待機時間の発生。

  • モデルやデータをローカルで扱いたいというセキュリティ上の安心感。

  • 検証や試行錯誤を「すぐその場で」実施できる開発効率の向上。

  • 可視化やインタラクティブ処理はローカル環境の方が高速。

  • 長期利用ではクラウドよりもコストを抑えられる可能性。

GDEPソリューションズは、これらの課題とニーズに応えるため、GPUの発熱を液冷で効率的に抑え、静音性と冷却性能を両立する「AquSysシリーズ」を開発してきました。そして今回、さらに導入のハードルを下げる「eGPUタイプ」が登場したのです。

「AquSys eGPUタイプ」の主な特徴とメリット

「AquSys eGPUタイプ」は、あなたの研究・開発環境を大きく変える可能性を秘めています。

1. 既存ワークステーションに「後付け」でGPU導入が可能

「新しいワークステーションは高価だし、買い替えるのは大変…」。そんな心配はもういりません。AquSys eGPUタイプは、今お使いのワークステーションに外付けとしてGPUを追加できるため、初期投資を大幅に抑えられます。手軽に高性能GPU環境へステップアップできるのは大きな魅力です。

2. データセンターGPUを液冷化し、静音・高冷却でデスクサイド運用

NVIDIA H200 NVL / H100 NVLといった高性能・高発熱GPUも、液冷システムによって驚くほど静かに、そして安定した温度で長時間稼働します。耳障りなファンノイズから解放され、集中して作業に取り組める快適な環境が手に入ります。

AquSys eGPUタイプ使用例

3. 高消費電力の空冷GPUにも対応(最大850W)

ワークステーション本体の電源容量を気にすることなく、NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Workstation Edition(600W)のような高消費電力のGPUも利用可能です。これにより、選択肢が広がり、あなたの用途に最適なGPUを選びやすくなります。

4. 着脱が容易で、部署・プロジェクト間で共有可能

必要な時にだけ接続し、使い終わったら取り外すことが簡単です。これにより、複数の部署やプロジェクト間でGPUを効率的に使い回すことができ、リソースを最大限に活用できます。

液冷NVIDIA H100 NVL搭載例

5. AquSys セパレート/オールインワンとも組み合わせて利用可能

すでにAquSysシリーズをお使いの方も、これから導入を検討している方も、eGPUタイプは既存の環境や新規導入と柔軟に組み合わせられます。段階的に性能を強化したい場合にも最適な選択肢となるでしょう。

AquSysシリーズ、3つの選択肢

AquSysシリーズには、用途や環境に合わせて選べる3つのタイプがあります。

  • セパレートタイプ: ワークステーション本体とGPU Cooling BOX(外付け冷却装置)が分離しており、高いメンテナンス性と静音性が特徴です。

  • オールインワンタイプ: GPUとCPUを液冷化した一体型モデルで、省スペースで設置が容易です。

  • eGPUタイプ(新登場): 今回ご紹介した、GPUを外付けで導入できる拡張モデル。既存環境を活かしたい方に最適です。

主な用途

  • 生成AI(LLM)学習・推論

  • AI研究開発・大学研究室向け計算環境

  • 科学技術計算(CAE、CFD、FEMなど)

  • 大規模データ解析 / HPC

  • 画像処理 / 生成AI / 3Dレンダリング

高性能GPUを導入したいけれど、騒音や発熱、設置スペースの問題で諦めていた方にとって、AquSys eGPUタイプはまさに救世主となるでしょう。あなたの研究や開発を次のステージへと進めるために、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

販売開始日

2025年12月12日(金)

製品ページ

液冷GPUワークステーション「AquSysシリーズ」
https://gdep-sol.co.jp/gpu-products/nvidia-gpu-liquid-cooling/

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