どんな場所でも「窓」が活躍!新モデルの魅力
これまでの「窓」は素晴らしい体験を提供してきましたが、「現場やオフィスが狭くて常設が難しい」「すでに大きなディスプレイがあるからそれを活用したい」といった声も聞かれていました。そんな声に応える形で登場したのが、今回の新モデルです。
Type C(コンパクト型)

「Type C」は、32インチディスプレイを搭載したコンパクトなモデル。卓上や棚の上にも気軽に置ける省スペース設計が魅力です。設置場所が限られている場所や、一時的に使いたい場合にぴったり。小さくても「窓」が持つ臨場感や、相手の気配を感じられる体験はそのままに、より手軽に導入できるようになりました。
Type X(ボックス型)

「Type X」は、お手持ちのディスプレイを「窓」として活用できる画期的なモデルです。必要な機材がモジュール化されているため、縦置き・横置き、大小問わずさまざまなディスプレイに対応します。大会議室や大規模な現場など、広い画角が求められる場所でも、既存の設備を活かして「窓」の臨場感あふれるコミュニケーションを実現できます。
どちらのモデルも、従来の「窓」が提供してきた「対面同等のリアリティと遅延感のなさ」はしっかりと維持されています。
現場の声から生まれた「窓」の広がり
「窓」は、ソニーグループ株式会社で20年以上にわたる技術開発を経て、MUSVIが展開している遠隔コミュニケーションシステムです。現在、建設、医療、小売、金融といった幅広い業界で導入されており、特に建設業界では全体の約2割を占めるほど活用が進んでいます。
建設業界では、工事の大規模化や広域化により、現場監督や関係者が一堂に会することが難しくなっています。これにより、「常に近くにいる」「チームで仕事をしている」という感覚が薄れがちです。さらに、働き方改革や人手不足が進む中、ベテランの技術を若手にどう伝えるか、複雑な施工体制での情報伝達をどう円滑にするかといった課題が顕在化しています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)によって業務効率化は進む一方で、現場のリソース不足は深刻です。このような状況で、人と人との「つながり」や「関係性」が希薄になり、コミュニケーションの分断が起きているにもかかわらず、その重要性が見過ごされがちです。この課題は建設業に限らず、小売、金融、医療・介護など、人の判断と密接な連携が求められる多くの業界で共通しており、「窓」が貢献できる範囲はますます広がっています。
「窓」が解決する主なコミュニケーション課題
「窓」は、こうした様々なコミュニケーション課題を解決するための強力なツールとして活用されています。
-
移動課題による業務効率化: 拠点間を「窓」でつなぐことで移動時間を削減し、対面と変わらないリアリティで現場の状況をタイムリーに把握できます。
-
チームワーク支援・若手の定着: メールや電話では伝わりにくい表情や反応を即座に把握し、気軽に話しかけられる環境を作ることで、若手の孤立を防ぎ、チームワークを強化します。
-
部署や事務所をまたがる業務支援: 離れた拠点から忙しい管理職の業務をサポートしたり、支援・連携体制を強化したりすることで、業務効率が向上します。
-
外部の業務委託先や協力会社との連携強化: 現場の定型業務を外部に委託する際も、「窓」を使えばスムーズなコミュニケーションが可能になり、チームとしての一体感が生まれます。
-
多拠点の連携を支援: 常時3地点接続に対応している「窓」は、複数の拠点間でタイムリーな情報共有を支援し、リアルでは難しい各拠点の状況や雰囲気を常に把握することを可能にします。
「建設DX展」で新モデルを体験!
2025年12月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催される「建設DX展」では、今回の新モデル「Type C」と「Type X」が初出展されます。スーパーゼネコン各社のソリューション事例とともに、実機によるデモンストレーションが行われる予定です。活用シーンや導入方法について詳しく知るチャンスですので、ぜひ足を運んでみてください。また、12月10日には鹿島建設様とのセミナー「ゼネコンに聞く!『窓』を活用した現場コミュニケーション改革」も実施されます。

MUSVI株式会社は、これからも空間や距離の制約を超え、現場を支えるコミュニケーション基盤として「窓」のさらなる進化とソリューションの提供を目指していきます。
-
会期: 2025年12月10日(水)〜12日(金) 各日10:00〜17:00
-
会場: 東京ビッグサイト 南展示棟1階
-
ブース位置: 43-18
テレプレゼンスシステム「窓」について
テレプレゼンスシステム「窓」は、ソニーグループが長年培った技術を基に開発された、圧倒的な臨場感と遅延の少なさで、まるで対面しているかのようなリアルなコミュニケーションを可能にするシステムです。距離を超えて“会う”ことができるため、これまでに250以上の企業、教育・医療機関、地方自治体などで活用され、多くのプロジェクトや業務に貢献しています。
MUSVI株式会社のウェブサイトはこちら: https://musvi.jp/







