冬のエアコンは本当にダメ？電気代が高いって誤解かも！パナソニックが教える賢い暖房術

冬の暖房、みんなはどうしてる？調査で見えた実態

パナソニックが実施した調査によると、冬に自宅で使用する暖房器具は「エアコン」が73%で最も多く、次いで「こたつ」（26%）、「電気ストーブ」（24%）が続きました。メインで使用する暖房器具としても「エアコン」が47%と半数近くを占めており、エアコンが冬の主力暖房として広く浸透していることがわかります。

暖房器具を選ぶ際に重視するポイントとしては、「電気代・燃料代」（64%）が最も多く、次いで「暖まるまでのスピード」（43%）、「安全性」（39%）という結果に。やはり、家計への負担と快適性は外せないポイントですね。

一方で、「ランニングコストが最も高いと思う暖房器具」では「エアコン」が25%で最多でした。メインで使われているにも関わらず、「電気代が高い」というイメージが根強く残っていることがうかがえます。

エアコン暖房に対しては、「電気代が高い」（60%）、「乾燥しやすい」（42%）、「足元が暖まらない」（34%）といったネガティブな印象を持つ人が多いようです。しかし、「年中使えて便利」（23%）、「操作がラク」（22%）といったメリットも挙げられています。

また、56%の人が「同じ部屋で複数の暖房器具を併用することがある」と回答。その理由として「はやく暖まりたいから」（61%）、「十分に暖まらないから」（36%）が多く、即暖性や補助的な暖かさを求めていることがわかります。

エアコン暖房の誤解を解消！エアーマイスターが教えるその実力

多くの人が抱えるエアコン暖房への不安や不満。「電気代が高い」「暖まりにくい」といった印象には、実は誤解も多く含まれていると、パナソニック エアーマイスターの福田風子さんは語ります。

暖房器具の種類とエアコンのメリット

暖房器具は大きく分けて「部屋全体を暖める対流式暖房」と「部分的に暖める伝導式・輻射式暖房」があります。エアコンは、温風を循環させて部屋全体をムラなく暖める「対流式暖房」の代表格です。

エアコン暖房には、こんなにたくさんのメリットがあるんですよ。

1. お部屋全体がムラなく暖かい
   温風を循環させることで、お部屋のどこにいても寒さを感じにくいのがエアコンの特長。リビングのように複数人で過ごす広い空間では、広範囲を一度に暖められるエアコンがとても効率的です。サーキュレーターを併用すれば、さらに上下の温度差も小さくなり、快適性がアップします。
2. 火を使わないから、空気がクリーン
   石油やガスを燃やさないので、空気が汚れにくく、嫌なにおいも発生しません。小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心して使えますね。
   
3. 給油の手間なし、操作も簡単
   燃料の補充や換気の手間がなく、リモコン一つで温度調整が可能です。タイマーやセンサー機能も充実しているので、ライフスタイルに合わせて賢く運転できます。
   
4. 年中使えるマルチ家電
   冬の暖房はもちろん、夏の冷房、梅雨の除湿、花粉の季節の空気清浄としても活躍します。季節ごとに片付ける必要がなく、省スペースで効率的なのも嬉しいポイントです。
   

エアコン暖房は電気代が高い？省エネ性の秘密

「エアコンは電気代が高い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実はエアコンは、わずかな電気エネルギーを何倍もの熱エネルギーに変換できる、とても高効率な省エネ家電なんです。

その秘密は「ヒートポンプ技術」と「インバーター技術」にあります。

ヒートポンプ技術
ヒートポンプとは、空気中の熱をくみ上げて移動させる技術のこと。エアコン暖房の場合、室外機で外の熱を集め、それを室内に移動させることでお部屋を暖めます。電熱ヒーターのように電気を直接熱に変えるのではなく、元々ある空気中の熱を活用するため、少ない電気エネルギーで効率よくお部屋を暖めることができるのです。

インバーター技術
現代のエアコンに搭載されているインバーター技術は、コンプレッサーの運転を自在に制御し、設定温度まではパワフルに、到達後はひかえめに運転することで、ムダなく効率的な運転を可能にします。これにより、室温の変化がゆるやかになり、快適さを保ちながら省エネ性能を高めているのです。

高気密・高断熱の家であれば、一度部屋が暖まると小さなパワーで暖かさを保ちやすいため、環境によっては他の暖房器具よりもランニングコストを抑えられる可能性もきっとあるでしょう。

寒さに負けない！パナソニックの頼れるエアコンをご紹介

パナソニックは、寒い冬でも暖かく快適に過ごせるよう、様々なエアコンを提供しています。特に注目したいのが、以下のモデルです。

独自技術「エネチャージシステム」搭載の「エオリア」（Xシリーズ）

冬のエアコン暖房で困るのが、霜取り運転中に暖房が一時的に止まってしまうことですよね。パナソニックのエアコン「エオリア」（Xシリーズ）は、この問題を解決する独自（国内壁掛け形エアコンにおいて。コンプレッサーの排熱を顕熱蓄熱して、ノンストップ暖房をするシステム。2025年11月1日現在。パナソニック調べ）の「エネチャージシステム」を搭載しています。

室外機に霜が付いた際、コンプレッサーの排熱を蓄えて霜を溶かすエネルギーとして有効活用するため、霜取り中でも暖房を止めずに（霜取り運転中は吹き出し温度が下がります。その間の室温の低下度合いは、使用環境（お部屋の断熱・気密性能）、運転条件、温度条件によって異なります。 霜の付着量が多くなる環境では、暖房を止めて霜取り運転を行う場合があります。 24時間以上の連続運転中、一定時間おきにフィルターお掃除運転が働き、その間、暖房などの運転を停止します。）暖かさをキープできるのが大きな魅力。寒いと感じる瞬間が減り、冬の快適さが格段に向上するはずです。

パナソニック「エオリア」（Xシリーズ）の暖房性能について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
https://panasonic.jp/aircon/feature/heating.html

暖房能力No.1（国内壁掛け形エアコン2.5kWクラスにおいて。暖房低温能力がCS-UX256D2=7.6kW。2025年7月29日現在。パナソニック調べ）の寒冷地モデル「フル暖エオリア」（UXシリーズ）

特に寒さが厳しい地域にお住まいの方や、よりパワフルな暖房を求める方には、暖房能力を強化した寒冷地モデル「フル暖エオリア」（UXシリーズ）がおすすめです。外気温が低くても暖房効果をしっかり維持し、お部屋をすばやく、パワフルに暖め上げてくれます。

「フル暖エオリア」（UXシリーズ）について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
https://panasonic.jp/aircon/UXseries.html

寒冷地モデルと一般地モデルの違いについては、こちらも参考になるでしょう。
https://panasonic.jp/aircon/comparison/fulldan-overview.html

まとめ

冬の暖房器具として、エアコンは電気代や暖房効果に関して誤解されがちですが、最新のエアコンはヒートポンプやインバーター技術によって高い省エネ性と快適性を実現しています。特にパナソニックの「エオリア」シリーズは、独自の技術で冬の暖房の不満を解消し、より快適な室内環境を提供してくれるでしょう。この冬、エアコンの買い替えや導入を検討されている方は、ぜひパナソニックの最新エアコンをチェックしてみてください。

パナソニック エアーマイスター 福田 風子さん
パナソニック株式会社 空質空調社に所属。自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、カビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど、担当の枠を超えてエアコンに情熱を注ぐ、まさにエアコンマニア。

調査概要

• 調査地域: 全国

• 調査期間: 2025年11月13日～11月20日

• 調査方法: インターネット調査（協力：ジャストシステム）

• 調査対象: エアコンを所有している20～60代の男女

• 有効回答: 478名（男性：246名、女性：232名）

※調査結果を引用する際は、パナソニック「エオリア」調べを引用元として記載してください。

関連リンク

• パナソニック エアコン製品情報: https://panasonic.jp/aircon/