Inter BEE 2025で映像制作の未来を体験!フォトロンが世界標準ワークフローとAIソリューションを展示

2025年11月19日から開催される「Inter BEE 2025」にて、株式会社フォトロンが3つのブースを展…


Inter BEE 2025で映像制作の未来を体験!フォトロンが世界標準ワークフローとAIソリューションを展示

2025年11月19日(水)から21日(金)までの3日間、幕張メッセで開催される日本最大級の音と映像と通信のプロフェッショナル向け国際専門展示会「Inter BEE 2025」に、株式会社フォトロンが出展します。今回の展示では、Hall8に3つのブースを設け、世界標準の最先端ワークフローからネットワーク活用プラットフォーム、スポーツ特化のクラウドソリューション、そしてAJA社製品まで、幅広いソリューションをご紹介します。

映像制作の現場で「もっと効率的に」「もっと魅力的な映像を」と願う方にとって、きっと新たな発見と解決策が見つかるでしょう。ぜひ会場で、その進化を直接ご体感ください。

Inter BEE 2025 メインイメージ

3つのブースで未来のワークフローを提案

フォトロンのブースは、Hall8に3カ所。それぞれのブースで異なるテーマと最先端のソリューションが展開されます。

Hall8 ブース番号:8219「グローバルスタンダード x ゼロ・カスタマイズ」

このブースでは、日々の放送を支える世界標準のライブ/スタジオ制作システムや編集ソリューションを6つのコーナーでご紹介します。あなたの放送ワークフローを劇的に進化させるヒントが満載です。

1. スポーツゾーン:AIが拓く新たな映像表現と収益チャンス

AIを活用したEVSの製品群は、スポーツの感動をさらに深めます。AIが被写体を自動追従・切り出しする「LSM-VIA Zoom」は、放送だけでなくSNSでの活用も視野に入れ、新たな収益機会を生み出す可能性を秘めています。また、AIの力で驚くほどスムーズなスーパースロー映像を生成する「XtraMotion」や、低遅延マルチカメラ伝送で快適なオペレーションを実現する「LSM-VIA SW Multireview」も登場。スポーツ中継の現場を革新するこれらの技術をぜひご覧ください。

2. スタジオゾーン:世界標準のオートメーションで省人数運用を実現

EVS「Cerebrum」とVizrt「Viz Mosart」を組み合わせたSDI/IPハイブリッドオートメーションシステムは、まさに世界標準。日本語GUIが搭載された「Viz Mosart」は、直感的な操作で省人数での番組運行を可能にします。複雑なシステムを一括で制御・監視できる「Cerebrum」と合わせて、これからのスタジオ運用に欠かせないソリューションとなるでしょう。

3. グラフィックスゾーン:ドローン映像に迫力のARをシームレスに合成

ドローン映像に高品質なオン・エア・グラフィックスをリアルタイムでAR合成する「Viz Engine & Pixotope Fly連携ソリューション」は、スポーツやニュース、イベント中継の視覚効果を革新します。専用センサーやマーカー不要で安定したカメラトラッキングを実現する「Pixotope Fly」の技術は、広大な屋外環境でのドローン活用に大きな可能性をもたらします。

4. 編集ゾーン:場所を選ばないクラウドベースのメディア制作

「MediaCentral」「Avid NEXIS」「Avid Media Composer」がクラウド上で連携するメディア制作ソリューションは、リモート環境での迅速かつ安全なコラボレーションを可能にします。プロジェクトの立ち上げからアセット管理、編集までをクラウドで完結させることで、制作チームの創造性を最大限に引き出し、次世代のコンテンツ制作を加速させます。サードパーティツールとのシームレスな統合も、新しい制作の可能性を広げます。

5. メディアミックスゾーン:ソフトウェアベースで多様な映像ソースに対応

ST2110に対応したIPライブプロダクションを促進する高品質・低遅延のソフトウェアベースエンコーダーComprimato「Twenty-One Encoder」や、SDI/ST2110/SRT/NDIなど多様なフォーマットに対応するEVS「Move I/O」をご紹介。IPを活用した柔軟なワークフローの一端を体験できます。

6. 送信機ゾーン:地上波伝送を再定義する高効率設計

Rhode & Schwarzの送信機は、インテリジェントな信号処理と高効率設計で、地上波伝送の新たな標準を提案します。省スペース設計ながら高出力を実現した小型中継局送信機「TLU9」や、エネルギー効率と相互変調歪の最小化を両立した親局送信機「TMU9evo」を実機で確認できます。高精度・多機能ポータブルフィールド測定器のGSERTEL「HEXYLON」も展示されます。

会期初日開催!トップクリエイターによるセミナー

世界で活躍するグラフィックスエキスパートKenneth Tsai(ケネス・ツァイ)氏によるセミナーでは、世界各国の選挙やスポーツイベントでのオン・エア・グラフィックス事例、XRイベントでのリアルタイムCG活用例が紹介されます。放送用とゲーム用グラフィックスエンジンの比較も交え、最新技術の活用方法がわかりやすく解説される貴重な機会です。

毎日開催!ハッピーアワーで交流を深めよう

会期中毎日、閉会1時間前からは3ブース合同で「ハッピーアワー」を開催!取扱メーカー各国のビールやソフトドリンク、できたてのポップコーンが無料で提供されます。美味しいドリンクを片手に、来場者同士の交流をお楽しみください。

Hall8 ブース番号:8107「ネットワーク活用プラットフォームとスポーツ特化のクラウドソリューション」

ブースイメージ:Hall8/8107

このブースでは、映像制作の上流から下流までを網羅するネットワーク活用の各種プラットフォームと、スポーツに特化したクラウドソリューションをご紹介します。

  • 自社サービス: 映像制作支援プラットフォーム「HARBOR」、テレビCMオンライン搬入サービス「C.M.HARBOR」、映像ファイルのクラウド管理・ストレージ「TASKEE」など、映像制作現場のネットワーク活用を強力にサポートするサービス群が展示されます。

  • ワークフロー自動化システム(仮称) (参考出展): PCへのソフトウェアインストール不要で、Webブラウザ上で動画の編集が完結するサービスです。不要部分の自動削除から納品ファイル作成まで、クラウド上で手軽に作業を進められます。使用PCのスペックを気にせず、どこでも作業できるのは大きな魅力です。

  • 《新製品》Mini-BOX: 「HARBOR」をより便利に、気軽に使用するための新製品「Mini-BOX」が登場。専用回線や設置工事が不要で、既存のインターネット回線に接続するだけで「HARBOR」の転送サービスが利用可能になります。地方ロケ先など、場所を選ばずに高速転送を利用したい方にぴったりです。

    • 《Mini-BOX Inter BEE 2025来場者限定キャンペーン》
      Inter BEE期間中、先着10社様限定で初期費10万円が0円になり、さらに技術者無料派遣の特典が受けられます。この機会をお見逃しなく、ぜひブース8107の展示員にお声がけください。
  • M2A Media: AWSを活用したクラウド利用の映像制作・編集ワークフローは、スポーツ中継における制作ニーズに応じたワークフローを構築し、自動化によってオペレーション効率を向上させます。実際の導入事例とともに、そのメリットをご紹介します。

  • Magnifi: AI駆動型のプラットフォーム「Magnifi」は、映像内の重要な瞬間をリアルタイムで検知し、ハイライトやショートフォーム動画を瞬時に生成します。70競技を超えるスポーツに対応し、60以上の言語にローカライズ可能。海外での導入実例から、その高い性能と汎用性をご確認ください。

  • Haivision: SRT、SSTといった映像伝送プロトコルに対応したエンコーダー、デコーダー、ビデオトランスミッター、制御アプリケーションをご紹介。Haivisionの担当者も来日予定で、最新情報や技術的な内容について直接質問できる貴重な機会です。

Hall8 ブース番号:8216(AJA Video Systems製品)

2025年10月1日より日本国内唯一の米AJA社ディストリビューターとなったフォトロンが、AJA製品を映像制作ワークフローに沿ってご紹介します。

AJA Video Systemsロゴ

  • 4Kマルチチャンネルトランスコーダ「BRIDGE LIVE 12G-4」: H.264、H.265、HDI、JPEG2000、JPEGXS、SRT、RTMP、HLSといった業界標準のコーデックやプロトコルをサポートし、公衆回線を活用した効率的な素材伝送や配信プラットフォームへのシームレスな伝送を直感的なGUIで実現します。※会場では4Kシングルチャンネル対応の「BRIDGE LIVE 12G」が展示されます。

  • ST 2110 to 12G-SDI/HDMI コンバータ「IP25-R」: 持ち運び可能なコンパクトボディで、SDIとSMPTE2110間の相互変換を低遅延で実現。4K制作における冗長運用を想定した25Gインターフェースを2つ搭載し、NMOS IS04、05にも対応。SDI/IPハイブリッド環境でのワークフロー構築に必要な機能を網羅しています。

  • 12G-SDI/HDMI Up/Down/Crossコンバータ「UDC-4K」: HD/4Kアップ・ダウン・クロス変換、プログレッシブ⇔インターレース変換、フレームレート変換、EDID機能など、多機能をこの1台に実装したコストパフォーマンスに優れたコンバータです。様々な変換ニーズに柔軟に対応し、映像制作の効率を向上させます。

AJA幹部によるプレゼンテーションを連日開催

Inter BEE会期中、来日するAJAの幹部がブース内でプレゼンテーションを行います。海外事例の紹介やAJAの今後のロードマップについて、逐次通訳を交えて解説される予定です。1日2回(13:00~13:30、15:30~16:00)開催され、それぞれ異なる内容が予定されていますので、ぜひ両方ご参加ください。

Inter BEE 2025 開催概要

フォトロンの出展内容詳細はこちらでご確認ください。
https://www.photron.co.jp/event-seminar/interbee2025/

ブースマップはこちらからダウンロードできます。
https://www.inter-bee.com/assets/dl/pdf/ja/BEE25_map_web_j.pdf

株式会社フォトロンについて

株式会社フォトロンは、放送用映像機器や産業用電子応用システムなどの開発、製造、販売、輸出入を手掛けています。IMAGICA GROUPグループ企業として、常に最先端の技術を提供し続けています。

これらの情報が、映像制作の未来を切り開くための製品選びの一助となれば幸いです。Inter BEE 2025の会場で、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

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