「どこに何があるか」を正確に知りたいと思ったことはありませんか？工場での資材管理、病院での医療機器追跡、あるいはスマートホームでの位置情報連携など、高精度な位置測定技術は私たちの生活やビジネスを大きく変える可能性を秘めています。
そんな夢のような技術を、もっと手軽に開発に活かせるようになるかもしれません。株式会社M2Mクラフトは、台湾の無線通信デバイスメーカーREYAX Technology Co., Ltd.が開発したUWB高精度測位モジュール「RYUW122」の国内向け輸入販売を、2025年11月より開始すると発表しました。
10cmの高精度測位が手のひらサイズで実現
この「RYUW122」モジュールの最大の魅力は、その驚くべき精度と手軽さです。Ultra Wide Band（UWB）通信技術を利用し、内蔵アンテナでUWB 9チャンネル（7987.2MHz）の電波を使って、なんと10cmという高精度で位置測定ができます。しかも、位置測定と同時にデータ送受信も行えるため、さまざまな用途で活躍が期待されます。
さらに、国内で安心して使えるよう、すでに工事設計認証（認証番号：020-250092）も取得済み。開発者の方々にとっては、この認証済みのモジュールを使うことで、開発期間の短縮やコスト削減にもつながるでしょう。
開発をもっと身近に！「RYUW122_Lite」で気軽にスタート
「高精度測位モジュールに興味はあるけど、開発は難しそう…」と感じている方もいるかもしれません。でもご安心ください！「RYUW122」には、開発者向けの優しい選択肢が用意されています。
カスタム基板を作る手間なく、ブレッドボードやユニバーサル基板に挿してすぐに使える2.54mmピッチピン付きの小型基板「RYUW122_Lite」が登場します。こちらはAmazon.comからオンラインで購入できるため、個人での開発や試作もぐっと身近になります。UARTインタフェースとATコマンドを使って手軽に制御・測位ができるので、UWB技術を使った新しいアイデアを形にする第一歩として最適です。
量産を検討している企業の方々には、量産用「RYUW122」モジュールが用意されており、株式会社M2Mクラフトの営業窓口へ問い合わせることで、都度輸入販売の形で入手できます。
技術資料もすぐにアクセス可能
「RYUW122」に関する詳細な情報が欲しい場合は、REYAX社の製品ページからデータシートやATコマンドマニュアルをダウンロードできます。
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REYAX社RYUW122製品ページ: https://reyax.com/products/RYUW122
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M2Mクラフト REYAX製品紹介ページ: https://www.m2mcraft.co.jp/reyax.html
株式会社M2Mクラフトについて
株式会社M2Mクラフトは、2019年8月に設立された企業で、産業機械向けの制御通信やIoT通信関連のソフトウェア・デバイスの設計・開発・輸入・販売を手掛けています。今回の「RYUW122」の販売を通じて、高精度測位技術の普及と、それによって生まれる新たな価値創造に貢献していくことでしょう。
- 株式会社M2Mクラフト: https://www.m2mcraft.co.jp/
10cmという驚きの精度で位置を特定できるこのモジュールは、あなたの次のプロジェクトに革新をもたらすかもしれません。ぜひ「RYUW122_Lite」から、UWB高精度測位の世界に触れてみてください。
