産業用ネットワーク製品で知られるダイヤトレンド株式会社から、工場のDX化を強力に後押しする新しい産業用16ポートスイッチングハブ「DEH-GTX16C」と、PoE対応モデル「DEH-GP16C」が2025年11月27日に登場します。
進化した使いやすさとお求めやすさ
今回の新モデルは、前機種「DEH-GTX16」と比較して、体積がなんと17.4%も小型化されました。設置場所の限られる産業現場では、このコンパクトさは大きなメリットとなるでしょう。さらに、価格も15.4%ダウンし、例えば「DEH-GTX16C」は税込49,500円と、より手に入れやすくなっています。これは、高性能な産業用ネットワーク機器の導入を検討している方にとって、見逃せないポイントですね。

産業現場のニーズに応える高信頼設計
近年、産業分野ではIoT化やスマート工場化が急速に進んでいます。これに伴い、ネットワーク機器には省スペース性やコスト効率、そして電源供給機能などが求められるようになりました。新製品は、こうした進化するニーズに応えるべく開発されたとのことです。
新製品の主な特長
- 小さい: 従来品「DEH-GTX16」と比べて、体積が17.4%小型化されています。
- お求めやすい: 従来品「DEH-GTX16」と比べて、コストが15.4%削減されています。
- CC-Link IE Field ネットワーク対応: 「DEH-GTX16C」は、CC-Link IEフィールドネットワーク推奨ネットワーク配線部品試験に合格しています。CC-Link IE Fieldは、高速・大容量のオープンフィールドネットワークで、工場などの生産現場の制御データと管理データを同じネットワーク上で通信できるのが特徴です。
- ギガビット対応LANポート: 高速なデータ通信を実現するギガビット対応LANポートを標準装備しています。
- 耐環境性: -40℃から75℃という厳しい環境でも安定して使用できるよう設計されています。
- 静音ファンレス設計: 動作音を気にせず使えるファンレス設計で、静かな環境でも安心です。
- 取り付け方法: DINレール取り付けと壁面取り付けに対応しており、設置の自由度が高いです。
PoE対応モデル「DEH-GP16C」も同時発売
PoE(Power over Ethernet)とは、イーサネットケーブルを通じてデータ通信と同時に電力も供給できる技術です。PoE対応モデル「DEH-GP16C」があれば、IPカメラや無線アクセスポイントなどのPoE受電対応機器に対して、別途電源ケーブルを敷設することなく、LANケーブル1本で接続・給電が可能です。これにより、配線がシンプルになり、設置の自由度も格段に向上します。
製品概要と仕様
| 型番 | DEH-GTX16C | DEH-GP16C |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年11月27日 | 2025年11月27日 |
| 種類 | 産業用イーサネットスイッチングハブ | 産業用PoEスイッチングハブ |
| 直販価格(税込) | 49,500円 | 106,920円 |
| 仕様 | DEH-GTX16C | DEH-GP16C |
|---|---|---|
| ネットワーク | IEEE802.3、IEEE802.3u、IEEE802.3ab、IEEE802.3x | IEEE802.3、IEEE802.3u、IEEE802.3ab、IEEE802.3x、IEEE802.3af、IEEE802.3at |
| インタフェース | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
| ポート数 | RJ-45:16ポート | RJ-45:16ポート |
| PoE給電ポート | – | RJ-45:16ポート |
| PoE給電電力 (MAX) | – | ポート1~16:30W(IEEE802.3af/at準拠) 16ポート合計:300W |
| 伝送速度(MAX) | 1000Mbps | 1000Mbps |
| 電源 | DC12~56V(冗長電源) | DC48~56V(冗長電源) |
| 動作温度 | -40~75℃ | -40~75℃ |
| 本体重量 | 475g | 493g |
詳細な製品情報はこちらから確認できます。
DEH-GTX16C: https://www.diatrend.com/network/deh-gtx16c/index.php
DEH-GP16C: https://www.diatrend.com/network/deh-gp16c/index.php
今後の展望
ダイヤトレンド株式会社は、今回発売される「DEH-GTX16C」と「DEH-GP16C」を含め、今後も技術革新とコストパフォーマンスの向上に努め、DX化を推進するネットワークソリューション製品の拡充を目指していくとのことです。産業現場の効率化やスマート化を考えている企業にとって、ダイヤトレンドの製品はきっと力強い味方となるでしょう。
他にも様々な産業用イーサネットスイッチングハブが提供されていますので、ぜひご確認ください。
https://www.diatrend.com/network/hub_index.htm








