人手不足も米飯品質も解決!鈴茂器工と象印マホービンが贈る、未来の飲食店を支える業務用IH炊飯ジャー

鈴茂器工と象印マホービンが共同開発した業務用IH炊飯ジャー(NW-QSZ18A)が、2026年4月1日に発売さ…


飲食店の新たな味方!鈴茂器工と象印マホービンが提案する「おいしい炊飯」の未来

発表会の様子

飲食業界で働く皆さん、日々の業務で「人手不足」「米価高騰」「安定した米飯の品質維持」「食品ロス削減」といった課題に頭を悩ませていませんか?そんな皆さんの強い味方となる、画期的な製品が発表されました。米飯加工ロボットのリーディングカンパニーである鈴茂器工と、家庭用炊飯器で長年の実績を持つ象印マホービンがタッグを組み、共同開発した業務用IH炊飯ジャー(NW-QSZ18A)です。

2025年10月22日に開催された「スズモフェア2025東京」で初披露されたこの製品は、2026年4月1日の発売が予定されており、飲食店の現場に「おいしい炊飯」から広がる新たなソリューションを提供します。

業界の課題に応える共同開発の背景

鈴茂器工は「おいしい寿司やおにぎりの原点である『おいしいごはん』を追求するため、炊飯技術の探求が必要」と考えていました。そんな中、約3年半前に象印マホービンと出会い、両社が「おいしいごはん」への強い思いを共有したことが、今回の共同開発のきっかけとなりました。

鈴茂器工 代表取締役社長 谷口 徹 氏

鈴茂器工の谷口徹社長は、「美味しい、豊かな食を日本のみならず世界中へ提供していくことを目指し、この目標達成に向け、『おいしいごはん』を食べられる社会の実現へ向けて象印マホービンとの更なる連携を進めてまいります」と語っています。

象印マホービン 取締役 執行役員 経営企画部長 造田 英治 氏

一方、象印マホービンの造田英治取締役は、「象印マホービンの『ごはんを炊く』技術と鈴茂器工の『炊きあがったごはんを加工する』技術という理想的な連携が実現しました。この新製品は、安定したごはんの品質と作業負荷軽減を実現し、各店舗の差別化にも貢献すると期待しています」と、両社の技術シナジーと製品への期待を述べました。

誰でも「プロの味」!業務用IH炊飯ジャー(NW-QSZ18A)の魅力

この業務用IH炊飯ジャー(NW-QSZ18A)は、飲食店の皆さんが抱える悩みを解決するために、様々な工夫が凝らされています。

製品概要

製品名 業務用IH炊飯ジャー
品番 NW-QSZ18A
発売日 2026年4月1日
価格 都度、個別見積
炊飯容量(白米) 0.18(1合)~1.8L(1升)
色柄 ブラック(-BA)

特徴1:誰が炊いても完璧な仕上がり「水量補正機能」

「今日のご飯、ちょっと硬いな」「いつもと味が違う?」そんな経験はありませんか?飲食店の現場では、スタッフによって炊飯時の水加減が微妙に異なり、それが米飯の品質のばらつきにつながることが課題でした。

象印マホービン 商品企画部 企画グループ マネージャー 三嶋 一徳 氏

この新製品に搭載された「水量補正機能」は、炊飯容量を事前に設定しておけば、もし水量が正しくない状態であっても、水温変化による誤差を感知して自動で調整してくれます。これにより、誰が炊いても常に安定して「おいしいごはん」を提供できるようになるのです。さらに、より正確な温度検知技術により、炊飯時間の短縮も実現しています。

象印マホービンの三嶋一徳マネージャーは、家庭用炊飯ジャーで培った高火力・使いやすさ・安定性を業務用向けに転用し、あえて1升のコンパクトサイズで開発したと説明。複数台の連続炊飯により、常に炊き立てのごはんを提供できるほか、ピーク時・アイドル時の需要変動にも柔軟に対応し、食品ロス削減にも貢献できると期待を寄せています。

特徴2:寿司店以外でも「かんたん酢飯」!

近年、インバウンド需要の高まりとともに、日本食、特に「寿司」への関心が高まっています。しかし、寿司専門店以外の飲食店にとって、酢飯作りは「炊飯後の酢合わせ」に高度な技術と手間がかかる上、専用の設備スペースも必要なため、導入の大きな障壁となっていました。

鈴茂器工 プロジェクトリーダー 東日本営業部営業3課課長 露木 祐介 氏

この課題を解決するのが、新製品に搭載された「かんたん酢飯コース」です。

かんたん酢飯コース デモンストレーション
炊飯器の操作パネル
炊きたてのご飯

米と水、そして専用のお酢を一緒に入れて炊飯するだけで、おいしい酢飯が炊きあがります。これにより、酢合わせの技術や手間が不要になり、誰でも簡単に安定した品質の酢飯を提供できるようになります。これまで寿司メニューの導入をためらっていた居酒屋や和食店でも、気軽に寿司を提供できるようになるでしょう。

S-Cubeと業務用IH炊飯器
シャリ玉
握り寿司

鈴茂器工は、この炊飯ジャーとコンパクトなシャリ玉ロボット「S-Cube」を組み合わせることで、寿司専門店以外の店舗でも寿司メニュー導入がより手軽になることを目指しています。

購入を検討しているあなたへ

人手不足が叫ばれる飲食業界において、この業務用IH炊飯ジャーは、まさに「救世主」となるかもしれません。熟練の技術がなくても、誰でも安定して美味しいご飯や酢飯が提供できることで、スタッフの教育コスト削減や、業務効率の大幅な向上が期待できます。

また、常に炊き立てを提供できる体制を築くことで、お客様への最高の「おいしい」を届けられるだけでなく、食品ロス削減にも貢献できるのは、現代の飲食店にとって非常に大きなメリットとなるでしょう。

2026年4月1日の発売が待ち遠しいこの新製品。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。あなたの飲食店の未来を、この一台が大きく変えるかもしれません。

鈴茂器工株式会社について

鈴茂器工ロゴ

鈴茂器工株式会社は1961年1月に設立され、米飯加工機械、充填機械、包装資材及び寿司ロボット、食品資材等の製造販売を行う企業です。1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、米飯加工ロボットのリーディングカンパニーとして業界を牽引しています。世界90か国以上で製品が利用されており、寿司ロボットとご飯盛付けロボットにおいてはシェアNo.1を獲得しています(出典:富士経済「2025年版 ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望 サービスロボット編」寿司ロボット・米飯盛り付けロボット 販売数量・金額2024年実績)。

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