夜のネットが遅いのはプロバイダだけでなく「接続網(VNE)」が原因かも
フレッツ光や光コラボで利用されているIPoE接続は、実際には「VNE(Virtual Network Enabler)」と呼ばれる接続網事業者が通信を担っています。そのため、契約しているプロバイダが異なっていても、同じVNEを利用していれば同じ接続網を通ることになります。夜間の混雑による速度低下は、プロバイダ名よりもこのVNEに起因する傾向があることが指摘されています。
新たに公開された「VNE別 回線速度レポート」では、v6プラス、transix、OCNバーチャルコネクト、v6コネクトという主要4つの接続網について、下り・上り速度、Pingの中央値、時間帯別の変化、そして夜21時台の速度低下率が実測データに基づいて比較されています。このレポートはネイティブIPv6経路の測定に限定され、毎時自動で更新されるため、常に最新の状況を確認できます。


詳細はこちらで確認できます: VNE別 回線速度レポート
主要プロバイダ・回線の「夜間低下率」も毎日更新
「プロバイダ・回線別 実測速度レポート」では、OCN、ソフトバンク光、BIGLOBE、ドコモ光、NURO光、auひかり、eo光、J:COMなど、主要10サービスのデータが毎日更新で提供されます。実測中央値、時間帯別グラフ、夜間低下率、IPoE/PPPoE接続方式による実測差などが公開されており、回線選びや速度改善の具体的な手がかりを得られます。
実測データからは、同じプロバイダでも接続方式によって速度が大きく異なること(例:OCNではIPoE接続がPPPoE接続の約1.5倍速い)、夜間の低下率が接続網によって-25%から-60%超まで開くことなどが明らかになっています。

詳細はこちらで確認できます: プロバイダ・回線別 実測速度レポート
測定機能も大幅拡充:「測るだけ」から「わかる・くらべる・のこせる」へ
スピードテスト本体の機能も大きく拡充されました。これらの新機能は、アプリや会員登録が不要で、すべて無料でブラウザから利用できます。
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平均との比較: 測定した回線と同じ回線の利用者平均と比較し、「平均の1.3倍の速さです」のように表示されます。回線情報が未登録でも、IPアドレスから推定された条件で比較が可能です。
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接続網(VNE)の自動判定: ルーターの設定画面を開くことなく、測定するだけで「v6プラス」などの接続網名が自動的に表示されます。
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測定履歴: 測定結果が利用している端末内に最大20件まで自動保存され、普段の平均速度と毎回比較できます。履歴が端末の外へ送信されることはありません。
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結果URL: 測定結果を暗号化した共有用URLをワンタップで発行できます。1文字でも書き換えると無効になる改ざん検証機能付きで、「実測の証明」として2年間有効です。
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画像保存・共有: 測定結果をワンタップで画像として保存でき、スマートフォンからはLINEやX(旧Twitter)などへそのまま共有できます。

透明性を重視した集計方法
各レポートの集計方法は、ページ上で全て公開されています。「同一利用者は最新の測定のみ採用」「中央値ベース」「ボット・異常値の除外」「少数サンプルの順位表からの除外」といった詳細な情報が明記されており、実測データの統計としての信頼性と透明性が確保されています。
「BNRスピードテスト」とは
「BNRスピードテスト」は、2000年に「Broadband Networking Report」の測定コーナーとして公開された、国内で最も歴史のあるブラウザ型スピードテストの一つです。ADSL時代から26年間にわたり測定サービスを提供し続けており、現在は並列ストリーミング方式で10Gbps回線やIPv6(IPoE)接続にも対応しています。直近1ヶ月間の有効測定数は約6万7千件に上ります。
BNRスピードテスト: https://www.musen-lan.com/speed/







