革新的な技術がもたらす「超・聴覚テクノロジー」
「Omega AI」の発売を記念し、2026年3月6日(金)には「Starkey Japan Omega AI Tokyo Day」が開催されました。イベントでは、スターキージャパン代表取締役社長の髙井浩希氏が「Hear Better. Live Better.」の理念のもと、より豊かな人生の実現に向けた挑戦を語りました。
米国本社プレジデント兼CEOのブランドン・サワリッチ氏も登壇し、スターキーが59年にわたり「革新・顧客サービス・ユーザー満足の向上」に取り組んできた歴史を紹介。非上場企業としての強みを活かし、長期的な視点での技術投資を続けていると述べました。

聴こえの常識を変える「DNN360」
「Omega AI」の核となる技術は、スターキーのCTO兼エグゼクティブ・バイス・プレジデント(エンジニアリング)であるアーチン・ボーミック氏によって詳しく説明されました。第3世代の「G3 Gen AI ニューロ・プロセッサー」上で動作する、業界初のディープニューラルネットワーク(DNN)ベース信号処理システム「DNN360」は、聴こえに大きな進化をもたらします。
「DNN360」は、3つの高度なAIモデルを同時に動作させ、音を多角的に分析します。
- DNNベースの音声強化技術: あらゆる方向からの雑音がある環境でも、聴きたい音をより明瞭に届け、最大13デシベルのS/N比を実現します。
- 世界初となるDNNベースの指向性システム: 環境の変化をリアルタイムで予測し、聴こえの方向性を最適化。騒がしい場所でも会話の聞き取りを向上させます。
- 世界初となるDNNベースの空間認識機能: 360°の音環境を常に分析し、会話の発生方向をリアルタイムで検出。意識していない方向で会話が始まっても聞き逃さず、空間的な聞き取りを最大8デシベル改善します。
これらのアルゴリズムにより、「Omega AI」は静かな場所から雑音の多い環境まで、ユーザーが「聴きたい音」を作り出すことを可能にします。
日常を豊かにする多彩な機能
スターキー米国本社のチーフ・ヒアリング・ヘルス・オフィサーであるデイブ・ファブリー氏と、教育・オーディオロジー担当リージョナルディレクターのジュディ・グロブスティーン氏からは、専門家向けソフトウェアの新機能や品質向上の取り組みが紹介されました。
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フィッティングソフトウェア「Pro Fit」の進化: 生成AIによるサポート機能が強化され、よりパーソナライズされた聴こえの調整が可能になります。
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多層保護技術「Pro10 Hydra Shield™」: 新開発の多層構造により防水コーティングが強化され、充電式耳かけ型(RIC)スタイルでは従来の10倍の耐性を実現。耳あな型補聴器の素材も進化し、耐久性が向上しています。
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専用アプリ「My Starkey」と連携した健康管理機能: 最新のBluetooth規格「Auracast™(オーラキャスト)」ブロードキャストオーディオに対応し、「Auracast™アシスタント」が追加されました。これにより、より便利で豊かな聴こえの体験が提供されます。
イベント会場では、「Omega AI」の聴こえ体験ブースやAuracast™体験エリア、製品の耐衝撃性や防水性を確認できる品質検証ブースが設けられ、参加者は最新技術を直接体験し、その魅力を深く理解する機会を得ました。

スターキーが目指す未来
スターキー・ヒアリング・テクノロジーズは、1967年にビル・オースティンによって設立されたグローバル聴覚技術企業です。「思いやりのある製品を通じて、より良い『聴こえ』で人と人とをつなぐこと」を存在意義とし、世界中の人々のより豊かな人生を支援することを目指しています。
「Omega AI」は、聴こえに悩む方々にとって、日々の生活をより快適に、そして活動的にするための強力なパートナーとなるでしょう。最新のAI技術がもたらす「超・聴覚テクノロジー」を体験してみてはいかがでしょうか。
関連リンク
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スターキー・ヒアリング・テクノロジーズ: https://www.starkey.com/
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スターキージャパン: https://www.starkeyjp.com/








