「i-PRO Remo.」と「ケアデータコネクト」の連携が2025年12月開始、介護現場の業務効率化DXを強力に推進

i-PRO株式会社のAI見守りカメラ「i-PRO Remo. スマート介護・福祉」と、株式会社bright v…


介護・福祉現場の「困った」を解決

介護現場では、以下のような課題が日々発生しています。

  • 人手不足と業務効率化のプレッシャー: 特に夜間は職員が少なく、定期的な巡回や介助が身体的・精神的負担となっています。また、訪室することで入居者様を起こしてしまい、ストレスを与えてしまうこともあります。

  • 誤報による疲弊: センサーアラームを受けて訪室したものの誤報が多く、本来の業務を圧迫してしまうことがあります。

  • システム連携の壁: 見守りカメラと介護記録システムをそれぞれ導入しても、システム間で情報が連携していないため、検知内容を手入力する必要があり、効率化しきれていない現状があります。

こうした課題に対し、今回の連携が強力な解決策を提供します。

「i-PRO Remo. スマート介護・福祉」と「ケアデータコネクト」連携の3つの特長

今回の連携により、AI見守りカメラの高度な検知能力が既存のシステムとシームレスに統合され、介護現場に大きな変化をもたらします。

1. 介護記録システムからログや当時の映像を簡単に確認、業務負荷を軽減

i-PROのAIカメラが「端座位」「離床」「離設」「握りしめボタンによる呼び出し」を検知すると、その情報がケアデータコネクトを通じてログとして保存されます。介護記録システムからこのログを参照できるだけでなく、Webブラウザで当時の映像を簡単に確認できるため、状況把握にかかる時間を大幅に短縮できます。

AI見守りカメラが端座位・離床を検知し、i-PRO Remo.を通じてCARE DATA CONNECTへ通知。インカムで担当者に伝え、介護記録システムにログを保存し、ブラウザで画像を確認できるシステム概要図です。

2. 複数の介護記録システムと連携可能

「ケアデータコネクト」は、2025年12月現在で9社の介護記録システムと連携しています。現在お使いのシステムとの高い親和性が期待できるため、新たなシステム導入のハードルが低くなります。

AI見守りカメラ「i-PRO Remo.」が離床を検知し、CARE DATA CONNECTを介してインカムと介護記録システムに通知・連携するスマート介護ソリューションのシステム図。

3. 複数のインカムとも連携

AI見守りカメラが検知した情報は、専用端末を介さずにインカムへ自動的に音声データとして送信されます。これにより、職員はリアルタイムで入居者様の状況を把握でき、必要な場面だけ訪室すればよいため、業務のさらなる効率化が期待できます。

導入をご検討の皆様へ

i-PROが提供する「i-PRO Remo. スマート介護・福祉」は、介護テクノロジー導入支援事業の補助対象に認定されています。また、公益財団法人テクノエイド協会の福祉用具情報システムに登録されており、TAISコード(i-PRO企業コード:02255)を取得しています。

補助金活用をご検討されている施設様は、ぜひこの登録情報をご活用ください。導入に関するご相談や詳細については、以下のi-PROカスタマーコンタクトまでお問い合わせいただけます。

介護・福祉の現場の皆様が、より安心して、そして効率的に働けるよう、i-PROは60年以上にわたり培ってきたセンシング技術でこれからも貢献してまいります。

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