今年も残すところあとわずか。『家電批評』12月号(10月31日発売)では、1年間テストを重ねてきた数々の家電やガジェットの中から、特に優れた製品を厳選した「家電オブ・ザ・イヤー2025」を発表しました。
「最高の買い物ガイド」として、コストパフォーマンス、性能、デザインの全てにおいて高評価を得た、まさに「傑作」と呼べるアイテムたちが選出されています。冬のボーナスやクリスマスプレゼントの参考に、ぜひチェックしてみてください。

厳選!「家電オブ・ザ・イヤー2025」受賞製品の一部をご紹介
ワイヤレスヘッドホン部門:Nothing Technology「Headphone (1)」
実勢価格:3万9800円
レトロフューチャーなデザインが目を引くNothing Technologyの「Headphone (1)」。老舗オーディオブランドKEFとの共同開発により、デザイン性だけでなく音響面もしっかりと確保されています。操作性やアプリの出来栄えも素晴らしく、この価格で手に入るのはかなりお買い得だと言えるでしょう。

ポータブルゲーム機部門:任天堂「Nintendo Switch 2」
実勢価格:4万9980円
世界中のゲーマーを夢中にさせた「Nintendo Switch 2」がこの部門のベストバイに。スクリーンの色鮮やかな表現はゲーム映像をさらに進化させ、ついにHDRにも対応。暗いシーンの表現力も向上し、より深いゲーム体験が楽しめます。本体性能の向上や新機能を搭載したJoy-Con 2を含め、5万円以下でこの満足度はかなり高い評価です。

スマートフォン(iOS)部門:アップル「iPhone 17」
実勢価格:12万9800円(256GB)
「iPhone 17」シリーズの中で、今年のベストバイに選ばれたのは「iPhone 17」です。専門家による検証では、ディスプレイの映像美が「Pro」モデルを上回り、カメラ性能も望遠ズームを除けばほぼ同等であることが判明しました。リフレッシュレートやインカメラ性能が全モデル共通になったことを考慮すると、「17」は歴代最強のノーマルモデルと言えるでしょう。完成されたデザインも魅力の一つです。

AIボイスレコーダー部門:PLAUD「Plaud Note Pro」
実勢価格:3万800円
9月号でベストバイとなった「Plaud Note」の上位モデル「Pro」が10月に登場し、今回も高評価を獲得しました。Proは集音性能が格段に向上し、元々優秀だった文字起こしや要約機能がより正確になっています。AIの処理性能だけでなく、マイク性能の高さも精度を左右する重要なカギとなることが示唆されました。

4K超短焦点プロジェクター部門:Aladdin X「Aladdin Marca Max」
実勢価格:29万6300円
DLPならではの高コントラストと鮮やかな発色で、今時の派手な映像作品も存分に楽しめる4K超短焦点プロジェクターです。高音スピーカー2基と中低音スピーカー2基を内蔵し、本体サイズからは想像できない優れたサウンドを鳴らします。発売当初は約38万円と高価でしたが、現在では30万円を切る価格になり、狭い部屋でも大画面で映像を楽しみたい方に最適な一台です。

完全ワイヤレスイヤホン(ハイエンド)部門:パナソニック「Technics EAH-AZ100」
実勢価格:3万9600円
昨年のベストバイ「EAH-AZ80」を超える音質で、識者からも「圧倒的な音楽体験」と絶賛された「Technics EAH-AZ100」。ノイズキャンセリングや通話・マイク性能も高く評価されています。特に「VoiceFocus AI」機能により、通話相手も装着者自身も声が聞き取りやすく、普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍する一台です。

スマートリング部門:OURA「Oura Ring 4」
実勢価格:5万2800円(サブスクあり:999円/月)
健康管理の第一歩は現状把握から。睡眠に特化した製品が多いスマートリングの中でも、「Oura Ring」はデータの正確性はもちろん、運動の自動検知にも対応しています。睡眠だけでなく、生活全般の改善に役立つ便利なアイテムとして選ばれました。

360度カメラ部門:DJI「OSMO 360」
実勢価格:スタンダードコンボ 6万7100円/アドベンチャーコンボ 9万1300円
DJI初の360度カメラ「OSMO 360」は、最高8K/30fpsでの動画撮影が可能です。実写比較では競合製品よりも画質で優位に立ち、撮影モードの切り替えやアプリでの編集も簡単で、初心者でも使いこなせる点が評価されました。高音質な内蔵マイクに加え、外部マイクを2台同時に接続できるなど、クリエイターにも優れた製品です。

ながら聴きイヤホン部門:アンカー・ジャパン「Soundcore AeroClip」
実勢価格:1万7990円
2025年6月号と10月号の両方で1位を獲得した実力派、「Soundcore AeroClip」。耳をしっかりホールドする装着感の良さは、長時間使用しても不快感がありません。専用アプリの「カスタムEQ」で自分好みの音質を追求できるのも嬉しいポイントです。

冷蔵庫(300Lクラス)部門:三菱電機「MR-CX33M」
実勢価格:13万4550円
大型の上位モデルに搭載される氷点下ストッカーなどの機能を備えつつ、横幅60cmに抑えたスリムな冷蔵庫。比較テストでは、チルド室の広さや優秀な脱臭力で1位に輝きました。給水タンクの全パーツ分解洗浄や、指を引っ掛けやすいドアの仕様など、使いやすさも高く評価されています。

第2特集:空気清浄機最新ランキング
窓を開けにくい寒い冬は、空気清浄機が大活躍する季節です。今回は、広いリビングに対応できるハイエンドクラスの製品が徹底検証され、ランキングが発表されました。
ハイエンドクラス空気清浄機部門:シャープ「加湿空気清浄機 KI-UX100」
実勢価格:14万8000円
高感度センサーが強みで、室内に侵入する花粉を素早く防ぎたい場合に最も適しているとされる製品です。多彩な運転モードや加湿機能、イオン発生機能に加え、室内の粒子数を液晶表示する「AIモニター」で空気環境を見える化。さらに、クリーンな空気基準に達するまで自動運転を続ける「AI AUTOモード」を搭載しています。一年中快適な空気環境を保ちたいなら、この製品が最適です。

がっかり家電プレイバック2025
多くの家電・ガジェットをテストしてきた中で、期待と実際の機能・性能に乖離があった「がっかり家電」も紹介されています。これは他製品と比較した際の結果であり、メーカーや代理店の参考になることが期待されます。

『家電批評』とは
創刊15周年を迎えた『家電批評』は、日本で唯一の家電テスト専門誌です。広告ページを入れないことで、メーカーの意向に左右されず、専門家と編集部が消費者目線で商品を徹底検証。「正直な評価」を読者に届けています。
さらに詳しい比較テスト結果やベストバイに選出された理由は、『家電批評』25年12月号で確認できます。特別定価880円(税込)で10月31日発売です。
晋遊舎公式サイト:
https://www.shinyusha.co.jp/
今年の年末は、『家電批評』の「家電オブ・ザ・イヤー2025」を参考に、あなたの暮らしを豊かにする最高の家電を見つけてみてはいかがでしょうか。








