0.1mmの微細線も逃さない!ロームのVCSEL搭載「RPR-0730」で、あなたの機器が生まれ変わる!

ローム株式会社が開発した高速・高精度近接センサ「RPR-0730」は、VCSELとアナログフォトトランジスタの…


「もっと速く、もっと正確にものを検知したい!」

そんなお悩みを抱えている皆さん、お待たせしました!ローム株式会社から、あなたの機器の性能をぐっと引き上げる、画期的な近接センサ「RPR-0730」が登場しました。

VCSEL搭載 高速・高精度近接センサ「RPR-0730」

驚きの高精度と高速応答性!

この「RPR-0730」がなぜすごいのか、その秘密は「VCSEL」と「アナログ出力のフォトトランジスタ」の組み合わせにあります。VCSEL(垂直共振器面発光レーザー)は、従来のLEDよりもずっと指向性が高い赤外光源。これによって、なんと0.1mm幅という、まるで髪の毛のような微細な線までもしっかりと検出できるようになりました。

さらに、アナログ出力のフォトトランジスタが10マイクロ秒(µs)という驚異的な応答性能を実現。これはつまり、高速で動くものでも、見逃すことなく正確にキャッチできるということなんです!

RPR-0730 (2.0mm × 1.0mm × 0.55mm)
RPR-0730は2.0mm × 1.0mm × 0.55mmの超小型パッケージ

従来のセンサとの違いは?

ロームには、すでにデジタル出力タイプの「RPR-0720」というセンサがあります。今回の「RPR-0730」は、そのシリーズに追加されるアナログ出力タイプ。これにより、より高速なセンシングが求められる場面で、その真価を発揮します。

RPR-0730」は、ライン幅と速度の関係グラフを見ても一目瞭然。高精度と高速性を両立していることがわかりますね。

ライン幅と速度の関係

どんな場所でも安心して使える!

このセンサは、2.0mm×1.0mm×0.55mmという超小型サイズ。搬送装置の内部や精密機器など、スペースが限られた場所にもすっきり収まります。さらに、照明や太陽光といった「外乱光」の影響を抑える「可視光カット樹脂」を採用しているので、工場や屋外など、光環境が変わりやすい場所でも安定した検出が期待できます。これは本当に心強いポイントですね。

RPR-0730とRPR-0720のスペック比較

あなたの機器で「RPR-0730」が活躍する場面

「RPR-0730」は、さまざまなアプリケーションでその実力を発揮します。

  • プリンタや複写機、シュレッダ:印字の検知、紙送りや紙詰まりの検知に。
  • 搬送装置や自動検査装置:荷物や検体の物体検知、ワーク位置検出に。
  • 産業機器用ロボット:モータやギアの回転検知に。

高速で動く対象物や、これまで検出が難しかった微細な対象物を扱う機器をお持ちなら、きっとこのセンサがぴったりでしょう。

入手方法と価格

新製品「RPR-0730」は、2025年10月から量産が開始されています。サンプル価格は350円/個(税抜)と、この高性能を考えると手に取りやすい価格ではないでしょうか。

購入は、ロームのインターネット販売をはじめ、コアスタッフオンラインチップワンストップといったオンラインストアからも可能です。

1個から購入可能

ロームはこれからも、発光・受光素子の開発技術を活かし、皆さんのニーズに応えるセンシング製品を開発し続けるとのことです。機器の小型化や利便性向上を目指している方は、ぜひ「RPR-0730」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

より詳しい情報は、ロームのニュースリリースでもご確認いただけます。

More posts. You may also be interested in.

×