冬の睡眠、半数以上が不満を抱える実態
調査によると、「今冬の睡眠に満足していない」と答えた人は53%に上りました。

また、「今冬、睡眠時になかなか寝付けないことがあるか」という問いには、75%が「頻繁にある」(21%)または「たまにある」(54%)と回答。冬は寝付きの悪さを感じやすい季節であることが明らかになりました。

寝付けない理由としては、「寒さ」(39%)が最も多く、次いで「寝具との相性」(20%)、「乾燥」(19%)が挙げられています。冬特有の寒さや乾燥が、寝つきを妨げる大きな要因となっているようです。

エアコン暖房を使わない理由と寝室の不快感
冬の睡眠時にエアコン暖房を使用していない人は68%と多数を占めています。

その理由として、「乾燥すると思う」(53%)、「電気代が気になる」(45%)、「つけっぱなしは良くないと感じる」(27%)が上位に挙がりました。

また、冬の寝室で不快に感じることは、「乾燥する」(32%)が最も多く、次いで「足元だけ冷える」(26%)、「朝、部屋が冷え切っている」(25%)が続きました。寒さや乾燥が多くの人の睡眠を妨げている実態が浮き彫りになりました。

寝具の枚数と重さ、そして素材の好み
寝具の枚数については、「2枚重ね」が60%で最多。18%が3枚以上重ねており、その理由の80%が「暖かいから」と回答しています。


寝具の重さに関しては、「軽いほうが好き」が45%で、「重いほうが好き」(21%)を大きく上回る結果となりました。

寝間着の素材は、「綿(コットン)」(32%)が最も多く、次いで「フリース」(20%)という結果でしたが、27%の人が「特に気にしていない」と回答しており、素材へのこだわりが少ない層も一定数いることがわかります。

パナソニック エアーマイスターが教える冬の快眠環境の整え方
調査結果を踏まえ、パナソニック エアーマイスターの福田風子さんが、冬の快眠環境を整えるための具体的な方法を解説します。
冬の寝具選びの落とし穴とポイント
冬の寒さ対策として、布団を重ねたり厚手の寝具を使ったりしがちですが、必要以上に重ねると寝返りがしづらくなることがあります。寝返りは睡眠中の快適さを保つために自然に行われるものなので、布団の重さが負担になると睡眠の質が低下する可能性があります。寒さ対策は「布団を重くする」のではなく、寝具と室温のバランスを考えることが大切です。
快適な寝床内温度は32~34℃、湿度は50%前後が理想とされています。布団に入ったときに冷え切っていたり、温まりすぎて蒸れたりするのはNGです。寝具選びでは、保温性と通気性のバランスが重要です。冬でも睡眠中に汗をかくため、吸湿性が高く肌触りの良い綿などの自然素材がおすすめです。寝間着も同様に、通気性の良い綿素材を選ぶと快適に過ごせます。フリースなどの化学繊維は部屋着としては便利ですが、寝汗がこもりやすいため寝間着としては不向きな場合があります。
エアコン暖房を上手に使った冬の快眠環境の整え方
寝室は室温15℃〜20℃、湿度50%〜60%をキープ

寝室は室温15℃〜20℃、湿度50%〜60%を保つようにしましょう。布団の中が温かくても、夜中に起きた際に寝室の温度が低いと、急激な温度差が体に負担をかけることがあります。特に室温が10℃以下だと、布団との温度差が20℃を超え、ヒートショックのリスクも高まります。まずはエアコン設定温度18℃前後を目安に、温湿度計を見ながら快適な状態を探してみてください。
暖房を使うと部屋が乾燥しやすいため、加湿器と併用して湿度を調整するのがおすすめです。乾燥が気になる場合は設定温度を下げて湿度を優先するなど、温度と湿度のバランスをとることが大切です。
参考情報として、寝室のヒートショックに関する調査も公開されています。
就寝前に布団をめくって暖めておく
寝室をエアコンで暖めているときは、寝床に入る20分から30分前に布団をめくって寝具も暖めましょう。冷たい寝具で体が冷えることもなくなり、寝つきが良くなります。
風量や風向き、設定温度は?
睡眠時にエアコンの音が気になる場合は、静音モードや弱風モードを活用しましょう。暖房時の風向きは下へ向けるのが基本ですが、睡眠中は体に風が当たると不快に感じることもあるため、その場合は水平もしくは上向きでも問題ありません。深夜から明け方の冷え込む時間帯は、室温を上げようとして運転音が大きくなる可能性があるので、設定温度は控えめにすることが推奨されます。
寝ている間、暖房はつけっぱなし? それともオフ?

冬場も乾燥対策をしながら、睡眠時に室温が下がり過ぎないようにエアコンを活用しましょう。「一晩つけっぱなしだと電気代が気になる」という声も多いですが、パナソニックのデータによると、エアコン暖房を一晩(8時間)つけっぱなしで使用した場合の電気代は約21円〜90円という結果が出ています。
例えば、気象庁の平年値によれば、1月〜2月の東京の夜間気温が3℃台〜7℃台の場合、一晩つけっぱなしの電気代は約62円となります。意外とリーズナブルに快適な室温を保てるかもしれませんね。
それでも電気代が気になる場合は、寝室を暖めてから就寝前にオフにし、起床時間の1時間前くらいにオンになるようにタイマーを設定しておくと、部屋が暖まって布団から出やすくなります。
エアコンだけじゃない、冬の快眠環境を整えるために…NG行為に要注意!
快眠環境づくりには「温湿度」「音」「光」の3つの要素が大切です。
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〈温湿度〉
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過剰な厚着は避ける: 寝返りを妨げ、睡眠の質を低下させる可能性があります。吸水性・吸湿性の良い、肌にストレスを与えにくい綿などの素材を選びましょう。靴下は朝まで履きっぱなしにせず、足の熱が逃げにくい状態を避けるのがおすすめです。
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入浴後、すぐに布団に入らない: 就寝90分前にぬるめのお風呂にゆっくりつかるのが理想です。体温が一度上がってから深部体温が下がることで、自然な眠気が訪れます。シャワーのみの場合は足湯でも効果的です。
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〈音〉
- 睡眠中に40デシベル以上の音が持続的に聞こえると、眠りが浅くなりやすいと言われています。静かな図書館レベルの音量です。外の音が気になる場合は、厚手のカーテンや内窓の導入が有効です。
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〈光〉
- 明るい光を避けて、スマホは寝る前に触らない: 白色系の照明は目が冴えやすいため、寝室では暖色系に切り替え、眠る前は薄暗い部屋でリラックスして過ごしましょう。就寝30分前からはスマートフォンなどの画面を見ないようにすることが推奨されます。
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〈よくある誤解〉
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寝る直前の食事、飲酒は避ける: 胃腸に負担がかかり、体温上昇で寝つきが悪くなることや、睡眠の質が低下する原因になります。
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寝る前はコップ1杯ほどの水分摂取を: 睡眠中は汗をかくため、寝る前の水分補給はおすすめです。夜中のトイレを気にする方もいますが、適度な水分は大切です。
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寝室にもおすすめの機能を搭載「パナソニック エオリア(EXシリーズ)」
快適な睡眠環境をサポートするパナソニックのエアコン「エオリア(EXシリーズ)」は、奥行きコンパクトな設計で寝室にもおすすめです。
自動でフィルターをキレイにする「フィルターお掃除ロボット」

パナソニック エアコン「エオリア」(EXシリーズ)には「フィルターお掃除ロボット」が搭載されています。これにより、フィルターの掃除が自動で行われるため、お手入れの手間を減らし、電力の無駄も軽減できます。ブラシでかき取ったホコリは自動で屋外へ排出され(自動排出タイプの場合)、フィルターもブラシも常に清潔に保たれます。
「エオリア 2026年モデル EXシリーズ」について、さらに詳しい情報はこちらから確認できます。
「フィルターお掃除ロボット」の詳細については、こちらのページをご覧ください。
快適な冬の睡眠で、毎日をもっと豊かに
今回の調査で、冬の睡眠に悩みを抱える人が多いことが明らかになりました。しかし、パナソニック エアーマイスターの福田風子さんの解説を通じて、エアコン暖房や寝具選び、生活習慣のちょっとした工夫で、冬でも快適な睡眠環境を整えられることがわかりました。

電気代を気にしすぎず、賢くエアコンを活用することで、朝までぐっすり眠れる冬を過ごせるはずです。快適な睡眠は、日中の活動を充実させ、毎日をより豊かにしてくれます。ぜひ、今日から快眠環境づくりを始めてみませんか。








