PHR・AIが拓く介護予防の新しい形
近年、健康寿命の延伸や未病対策が社会的な課題となる中で、健康診断結果やウェアラブルデバイスから得られるPHRの活用が注目されています。特に、要支援・要介護認定者の増加に伴う介護保険費用の増大や労働生産性の低下は深刻な問題であり、PHRやAIを活用した介護予防サービスの開発と社会実装が喫緊の課題となっています。
経済産業省は、このような背景から、先端技術を活用した介護予防等に資するサービスの開発・社会実装を推進しており、今回の実証事業もその一環です。
- 経済産業省「予防・健康づくり分野における先端技術を活用した社会課題解決サービス開発促進事業」について
https://phr-cycle.meti.go.jp/ja/portal/articles/detail?articleId=68b68180a988150198b18c72
「わんわん物語」で楽しく健康習慣を!
「わんわん物語〜カロママとトレトレで健康に!〜」は、かわいい犬のキャラクターと一緒に、日々の健康づくりをゲーム感覚で楽しめるアプリサービスです。
利用者が食事や睡眠、運動といったライフログをWellmira提供のAI健康アプリ「カロママ プラス」に記録すると、PHR連携基盤「PHR CYCLE」を通じてリアルワールドゲームス提供の位置情報アプリ「トレイントレイン」に連携されます。このライフログに基づき、「トレイントレイン」アプリからパーソナライズされた健康行動ミッションが提案されます。
ミッションを達成すると、アプリ内の「わんこ」が喜んでリアクションを返してくれるため、モチベーションを維持しながら健康管理を続けることができます。

ミッションの提案と継続の仕組み
「トレイントレイン」アプリは、「カロママ プラス」の記録に応じて、以下のような「健康行動ミッション」を日々提案します。
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食事内容の記録(写真やメニュー入力)
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睡眠時間やウォーキングなどの運動記録
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地域の通いの場やイベントへの参加
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通いの場で友人とあいさつをする
これらのミッションは、通いの場やイベントへの参加を促し、歩くことへのきっかけを作ることで、健康習慣の定着をサポートします。
さらに、健康記録やミッション達成に応じて、大阪市此花区で利用できる「コノハナポイント」が貯まります。貯まったポイントは、此花区内のセブン-イレブン11店舗で利用できるクーポンと交換可能です。健康への努力が具体的なご褒美につながることで、継続する大きな励みとなるでしょう。
サービス提供事業者について
リアルワールドゲームス株式会社
「歩いて充実した人生を」をミッションに掲げ、位置情報アプリを通じて地域課題の解決に取り組んでいます。
- リアルワールドゲームス株式会社
https://realworldgames.co.jp/
本事業で提供する位置情報アプリ「トレイントレイン」は、同社の3D地図基盤「TERRA」を活用。プレイヤーが鉄道会社の社長となり、実際に移動することで全国各地の駅を巡り、路線の開拓を目指すゲーム性の高いアプリです。

- 位置情報アプリ「トレイントレイン」
https://traintrain.net/
株式会社Wellmira
「世界中の誰もが、自然に健康になれる社会を創る」をミッションに、PHRを活用して個人の行動変容や企業のヘルスケア課題解決を支援しています。
- 株式会社Wellmira
https://www.wellmira.jp/
本事業で提供するAI健康アプリ「カロママ プラス」は、食事・運動・睡眠などのライフログを入力すると、パーソナルAIコーチ「カロママ」から実践的な健康アドバイスが届きます。健康診断結果やウェアラブルデバイスとのデータ連携も可能で、個人の健康状態に合わせた最適なアドバイスを提供します。法人や自治体、スポーツクラブなどでも導入実績があります。

- AI健康アプリ「カロママ プラス」
https://calomama.com/
両社は本実証を通じて、PHRやAIを活用した介護予防につながる新たなサービスの開発と社会実装をさらに推進し、健康で豊かな社会の実現に貢献してまいります。








