現場のいのちを守る、新しい熱中症予防対策が始まります
毎年夏になると、痛ましい熱中症のニュースが後を絶ちません。特に建設現場などでは、酷暑の中で作業が避けられない状況も多く、働く人々は常に命の危険と隣り合わせです。そんな現場の安全を守るために、5Kサポート株式会社から画期的なクラウドサービスが登場します。
「現場に“もうひとりの管理者”が生まれる」というコンセプトのもと開発された『5K熱中症・体調管理クラウドサービス』は、スマートウォッチと「WBGT指標」を組み合わせることで、一人ひとりの熱中症リスクをリアルタイムで可視化し、発症を未然に防ぐことを目指します。

なぜ今、このサービスが必要なのでしょうか?
2025年6月から「熱中症予防対策の義務化」が始まり、厚生労働省の「職場における熱中症予防基本対策要綱」では、以下の5つの要件が求められるようになりました。
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(1) 作業環境管理
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(2) 作業管理
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(3) 健康管理
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(4) 労働衛生教育
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(5) 緊急処理
特に、「WBGT指標」を活用した作業環境の管理が必須とされている点に注目が集まっています。しかし、多くの現場からは「管理者が不足している」「全員の状態を把握しきれない」「現場が広すぎて目が届かない」「作業員の体調は“自己申告”が限界」といった声が聞かれます。法律だけでは守りきれない現場の命を、テクノロジーの力でサポートするために、このサービスは生まれました。

現場に「100人の管理者を生み出す」3つの革命
『5K熱中症・体調管理クラウドサービス』は、現場の命を守るために以下の3つの革新的な特徴を持っています。
(1) 複雑なWBGT補正値を自動計算
朝礼時の聞き取り結果から、個人ごとの「WBGT補正値」をクラウドで自動計算します。これにより、作業内容の見直しや空調服の装着指示など、きめ細やかな対策が可能になります。
(2) 熱中症リスクをリアルタイムで自動計算・アラーム配信
作業現場の「WBGT温度」とスマートウォッチから取得されるバイタル情報(心拍・血中酸素濃度・活動量など)をもとに、時間ごと・人ごとの「熱中症リスク」をクラウド上で自動計算し、スマートフォンに表示します。リスクが高まった際には、以下の3段階のアラームが関係者全員に配信され、タイムリーな対策を促します。
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休憩アラーム:休憩不足の作業者に休憩を促します。
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イエローアラーム:作業の中断を促します。
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レッドアラーム:医療機関の受診を促します。
これにより、作業内容の見直しや換気の改善など、熱中症が発症しないための予防対策を迅速に実行できます。
(3) 巡回時の声かけ結果もシステム連携
システムだけに頼るのではなく、リーダー(職長)による巡回時の声かけ結果をスマートフォンに入力することで、体調の悪化(熱失神・熱疲労・熱射病)をタイムリーに関係者と共有できます。さらに、「熱中症予防チェックシート」を自動生成・出力できるため、手書きの手間を大幅に削減し、緊急時の対策をスムーズに実行できます。

導入企業にとってのメリット
このサービスを導入することで、企業の管理レベルが「見える化」され、「安全対策の先進企業」としての信頼性が高まります。これは、労働安全評価や大手企業との取引においても大きなアドバンテージとなるでしょう。また、作業員の体調管理履歴がクラウドに自動保存されるため、義務化対応にも万全です。
5Kサポート株式会社は「現場で働くひとりひとりの行動に、新しい価値を」をミッションに掲げ、働く人の命を守るテクノロジーを日本の当たり前にすることを使命としています。
《JAPAN BUILD 東京(建設DX展)》で初公開
本サービスは、2025年12月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催される《JAPAN BUILD 東京(建設DX展)》にて正式リリースされ、初公開されます。ブース番号は44-11です。当日は、スマートウォッチ・WBGT計とスマートフォン・パソコンとの自動連携デモを体験できますので、ぜひ足をお運びください。
サービス概要
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名称:5K熱中症・体調管理クラウドサービス
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発売開始日:2025年12月10日
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提供:5Kサポート株式会社
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特許:基礎技術出願中(関連技術 特許7685203)
商品に関するお問い合わせはこちら:
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電話: 050-3355-6433(平日10:00~17:00)
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Mail : [email protected]
詳細はこちらのサイトやSNSをご覧ください。
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Instagram:https://www.instagram.com/5k.support/

このサービスが、現場で働く大切な人たちの命を守る未来を創り出すことを願っています。







