カシオ、東京大学と共同研究した「脳活」光ナビゲーションキーボード『LK-550WE/LK-550BK』を9月4日に新発売

カシオ計算機は、東京大学先端科学技術研究センターとの共同研究で生まれた「聴く」「歌う」機能を含む「脳活」機能を…


音楽で「脳活」を始めませんか?カシオの光ナビゲーションキーボードが新機能搭載で登場

カシオ計算機は、楽器初心者でも楽しく演奏できる「光ナビゲーションキーボード」の新製品として、『LK-550WE』と『LK-550BK』を2026年9月4日に発売します。これらの新モデルは、東京大学先端科学技術研究センターとの共同研究成果を反映し、「聴く」「歌う」「弾く」という音楽体験を通じて「脳活」に取り組める画期的な機能を搭載しています。

カシオ光ナビゲーションキーボード LK-550WE/BK

30周年を迎える「光ナビゲーションキーボード」が進化

今年で発売30周年を迎えるカシオの「光ナビゲーションキーボード」は、光る鍵盤が次に弾く場所を教えてくれるため、どなたでも気軽に演奏を楽しめる電子楽器として親しまれてきました。近年高まる健康意識に応え、これまでは東北大学の学術指導のもと「脳にキク」エクササイズ・フレーズ機能を搭載するなど、「弾く」ことによる脳への働きかけに着目した製品開発が進められてきました。
今回の新製品では、30周年の節目に、さらに多くの方に音楽の楽しさを届けながら「楽しく脳活」ができるよう、新たな機能が加わっています。

東京大学との共同研究で生まれた「脳活」機能

『LK-550WE/LK-550BK』は、従来の「弾く」体験に加え、東京大学先端科学技術研究センターとの共同研究で得られた知見を活かし、「聴く」「歌う」の機能を搭載しています。

「聴く」体験:「脳活BGM」

研究では、音楽のテンポが脳の状態に影響を与えることが確認されました。この結果に基づき、作業効率の向上をサポートする「はかどる曲」(速いテンポ)と、リラックスを促す「ととのう曲」(遅いテンポ)が新たに内蔵されています。気分や用途に合わせて選ぶことで、日々の生活に音楽を通じた「脳活」を取り入れることができます。
BGM(音楽聴取)に関する研究成果の詳細は、以下のニュースリリースで確認できます。
https://www.casio.co.jp/release/2026/0309-lk530/

「歌う」体験:「脳活カラオケ」

リズムやタイミングを意識して歌うことが、空間認知機能の活性化につながる可能性が研究で示唆されています。この知見を受けて、『LK-550WE/LK-550BK』では、付属の歌詞集とマイクを使って気軽にカラオケを楽しめます。歌詞を目で追いながら自分のペースで歌い進めることで、認知機能への働きかけを高めるとともに、発声や歌うことによる口腔機能のトレーニングとしても活用できます。

リビングで光ナビゲーションキーボードを楽しむ夫婦

共同研究の詳細

今回の共同研究は、楽器や音楽機能が脳機能および口腔機能に与える効果を科学的に検証し、製品への実用化を目指すという目的で行われました。

カラオケ機能に関する研究では、主に高齢者を対象とした実証実験が実施され、以下の即時的な知見が確認されています。

  • 脳活動の立ち上がりが早くなる: 空間記憶課題中の脳活動計測において、歌詞集を見ながらのカラオケ実施後に、右前頭前野の血流反応の立ち上がりが平均約2.9秒早まる結果が出ました。

  • 発音がなめらかになる: 一般的な口腔機能トレーニング手法である「パ・タ・カ」の反復発声において、「カ」の速度が有意に向上しました。これは、歌うことが発音に関わる舌や口腔運動機能にとって即時的なトレーニングになることを示しています。

  • 継続による認知機能の改善の可能性: 今回確認された「脳の立ち上がりが早くなる」変化は、継続的に実施することで前頭葉機能の改善につながる可能性を示す第一歩と考えられています。

これらの知見から、楽しく無理なく続けられるカラオケは、シニア世代の健康づくりに役立つ可能性があると言えるでしょう。この成果は、NEURO2026(2026年7月30日~8月2日)で発表されました。

カラオケ機能の実証実験で使用されたCASIO LK-530

実証実験の概要

  • 対象: 健常な高齢者25名

  • 場所: 国立市内施設

  • 期間: 2026年2月~3月

  • 方法: 光ナビゲーションキーボードの伴奏で歌詞集を見ながら歌う「カラオケプログラム」(1回20分)の前後で、認知機能、脳活動、口腔機能の変化を測定。比較のため、別の発声プログラムも併せて実施。

  • 測定項目: 認知機能(空間記憶課題、計算課題、注意課題)、脳活動(脳血流測定用NIRSシステムによる脳活動パターン)、口腔機能(発音のなめらかさ(パ・タ・カの反復)、嚥下機能、舌圧)。

製品ラインアップと発売情報

「脳活BGM」と「脳活カラオケ」機能を搭載した『LK-550WE/LK-550BK』は、オープン価格で2026年9月4日に発売されます。
同時に、これらの「脳活」機能は非搭載ですが、基本的な光ナビゲーション機能を楽しめる『LK-350』(ホワイト、オープン価格)も同日発売されます。

  • モデル名: LK-550WE

    • カラー: ホワイト

    • メーカー希望小売価格: オープン

    • 発売日: 9月4日

  • モデル名: LK-550BK

    • カラー: ブラック

    • メーカー希望小売価格: オープン

    • 発売日: 9月4日

  • モデル名: LK-350

    • カラー: ホワイト

    • メーカー希望小売価格: オープン

    • 発売日: 9月4日

    • ※LK-350には「脳活BGM」、「脳活カラオケ」機能は搭載していません。

カシオ計算機は今後も研究連携を通じて、音楽の新たな価値創出に取り組み、より豊かで活力ある社会づくりに貢献していくとのことです。

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