VeraSnap、Android版・iPad版の提供を開始!世界10言語対応でデジタル証拠の信頼性を強化

VeritasChain株式会社は、暗号学的証拠キャプチャアプリ「VeraSnap」のAndroid版およびi…


VeraSnapとは?デジタル時代の「信頼」を守るアプリ

従来のスマートフォンで撮影した写真や動画は、撮影日時がデバイス任せで、残念ながら簡単に改ざんできてしまうという問題がありました。VeraSnapは、この「デジタル証拠の信頼性危機」に真正面から向き合います。

RFC 3161に準拠した外部タイムスタンプサービスと、Face IDやTouch ID、指紋認証といった生体認証を組み合わせることで、「いつ」「どこで」「誰が」「どのデバイスで」撮影したのかを、暗号学的に証明できる証跡を作成します。これによって、撮影されたメディアが本物であることの信頼性が格段に向上します。

VeraSnapカメラUI

フェイクニュース対策にも貢献

2026年2月8日投開票の衆議院議員総選挙では、生成AIを悪用したディープフェイク動画や偽画像がSNS上で拡散し、社会的な問題となりました。従来のファクトチェックは「偽物を見抜く」アプローチでしたが、AI技術の進化によりその限界が見え始めています。

VeraSnapは、発想を転換し、「本物であることを暗号学的に証明する」というアプローチで、この問題に挑みます。偽情報が氾濫する世の中で、確かな証拠を提供することで、民主主義の根幹を守る一助となることが期待されます。

国会議事堂

Android版・iPad版でさらに使いやすく

今回のリリースにより、VeraSnapはiOS(iPhone/iPad)とAndroidの両プラットフォームで利用できるようになりました。世界175カ国で、主要10言語(英語、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、アラビア語)に対応しています。

Android版の技術的特徴

Android版VeraSnapは、iOS版との相互運用性を保ちつつ、Android独自のセキュリティ機能を最大限に活用しています。ハードウェアセキュリティ統合により、署名鍵はデバイスから抽出不可能で、ハードウェアレベルでの耐タンパー性を確保。これにより、生成された証跡の偽造は計算論的に不可能とされています。また、加速度計やジャイロスコープといった多様なセンサーデータを記録し、証跡の一部として保存します。

チェーン整合性画面

iPad版の最適化

iPad版VeraSnapは、大画面とマルチタスク機能を活かした専用のユーザーインターフェースを採用。左側で証跡一覧を、右側で詳細情報を確認できるマスター・ディテール表示を実装し、横向き・縦向き両方に対応しています。LiDAR搭載iPad Proでは、撮影対象が画面表示されたコンテンツであるかを自動判定する機能も利用可能です。

iPad版UI

オフラインでも安心!どんな時でも証拠を残せる

VeraSnapの特筆すべき点は、インターネット接続がない環境でも完全に動作する「オフラインファースト設計」です。建設現場の地下や山間部の災害現場、通信障害発生時など、ネットワークが不安定な状況でも、撮影の時間的順序と相対時間間隔を暗号学的に証明できます。ネットワーク復帰時には、自動的にタイムスタンプが取得され、すべての証拠が第三者認証されるため、ユーザーは特別な操作をする必要がありません。

オフライン動作の仕組み

未来へ繋がる技術:Content Provenance Protocol (CPP) 準拠

VeraSnapは、VeritasChainが策定しIETFに提出したオープン標準プロトコル「Content Provenance Protocol (CPP)」の最新バージョンv1.5に完全に準拠しています。CPPの主な特徴は以下の通りです。

  • 外部タイムスタンプ(RFC 3161): 国際的に認知されたタイムスタンプ機関によって撮影時刻が証明され、デバイスの内部時計を改ざんしても偽造は不可能です。

  • Merkleツリーとコンプリートネス・インバリアント: 連続して撮影された証跡は暗号学的ハッシュチェーンで連結され、任意の証跡が削除された場合に数学的に検出できます。これにより、「都合の悪い証拠の隠滅」を防ぎます。

  • 生体認証バインディング: 撮影時に生体認証を要求し、その結果を証跡に暗号学的にバインドすることで、「人間がデバイスを操作して撮影した」ことを証明します。

  • プライバシー・バイ・デザイン: 位置情報はハッシュ化された形式で保存されるオプションを提供し、生体認証データはデバイス内でのみ処理されます。

CPPの仕様はこちらで確認できます。
https://github.com/veritaschain/cpp-spec

コンテンツ信頼性の未来へ:C2PA VeritasSocialの開発

VeritasChainは、VeraSnapで培った技術を応用し、コンテンツ来歴認証を中核機能とする次世代SNSプラットフォーム「C2PA VeritasSocial」の開発も発表しています。2026年第4四半期の提供開始を予定しており、ディープフェイクが横行する現代において、すべての投稿にコンテンツクレデンシャルを自動付与し、画像・動画・音声の出所、編集履歴、AI関与度をワンタップで検証できるSNSを目指しています。

SNSイメージ

信頼できるデジタル証拠を、あなたの手に

VeraSnapは、デジタルコンテンツの信頼性が問われる現代において、私たち一人ひとりが「本物」を証明できる力を与えてくれる心強い味方です。AndroidユーザーもiPadユーザーも、ぜひこの機会にVeraSnapを試してみてはいかがでしょうか。あなたの日常や、いざという時の安心のために、VeraSnapがきっと役立つはずです。

多言語イメージ

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