県立広島大学の島谷教授が携わった「StA²BLE」がCES 2026イノベーションアワードを受賞!一般向けモデル提供開始

県立広島大学の島谷康司教授が開発に携わった転倒リスク評価システム「StA²BLE(ステイブル)」が、世界最大級…


世界が注目する転倒リスク評価システム「StA²BLE」

2026年1月、アメリカ・ラスベガスで開催された世界最大級のデジタル技術見本市「CES 2026」において、県立広島大学の島谷康司教授が開発に携わった「StA²BLE」がイノベーションアワードを受賞しました。この画期的なシステムは、これまで企業の労働災害対策に貢献してきましたが、このたび一般向けのモデルが提供開始され、私たちの身近な健康管理にも活用できるようになりました。

CESのブースでOREX製品を持つ男性

「立位年齢®」で手軽に転倒リスクをチェック

「StA²BLE」は、島谷教授が開発に携わった大学発ベンチャー企業が、高齢者の転倒予防研究の成果をもとに企業と共同開発した転倒リスク評価システムです。これまでは、工場などでの転倒事故リスク軽減を目的に、主に製造業などの企業向け製品として展開されてきました。

今回提供が開始される一般向けモデルは、スマートフォンと改良された体重計を組み合わせた「立位年齢計測装置」です。使い方はとても簡単。性別と実年齢を入力し、装置の上に約1分間立つだけで、手に感じる振動刺激とともに身体のバランス機能が計測されます。測定後には、身体の安定性から算出された「立位年齢®」が表示され、自身の転倒リスクの状態や予防に向けた具体的なアドバイスを受け取ることができます。

日々の生活の中で、手軽に身体機能をチェックできる新しい健康管理ツールとして、多くの方の健康維持に役立つことが期待されています。また、この技術はリハビリテーションへの臨床応用や予防医療分野でのさらなる活用も視野に入れられており、今後の展開にも注目が集まっています。

国際舞台で評価された先進技術

CES 2026での「StA²BLE」の展示は、テレビ東京「テレ東Biz」の動画配信でも紹介されており、その革新性が国際的に認められたことがうかがえます。商品の紹介は動画内の1分54秒から12分19秒までです。

テレ東Bizでの「StA²BLE」紹介動画

CESイノベーションアワード2026のトロフィーとStaBLE 2.0デバイス

さらに、内閣府は米国の地上波放送を通じて日本の先進技術を紹介するCMを放映しており、その中で「StA²BLE」が取り上げられました。ブリヂストン社での活用事例とともに、その技術の先進性と有効性が紹介されています。

Japan’s Age Tech – empowering and refinding the future of aging

「StA²BLE」は、転倒リスクを短時間で可視化できる点が大きな特長です。高齢化が進む日本の労働現場における安全対策としても注目されており、労働災害の予防や健康管理の向上を通じて、社会課題の解決に貢献することが期待されています。

島谷教授は、世界最大級のTechnology Showでの受賞に「言葉に表せないくらい多くの方々に興味を持っていただき、この技術を世界が求めていることを改めて理解しました」とコメントしており、今後も予防医療やリハビリテーションへの臨床応用に役立てていきたいという意欲を示しています。

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