過酷な環境でも頼れる安定性
今回発表された産業グレードUSB2.0 Hubコントローラは、特にその動作温度範囲の広さが際立っています。なんと-40℃から+85℃という、一般的な製品では考えられないような温度環境下でも、安定して信頼性の高い動作を保証してくれます。工場や屋外設備、あるいは特殊な環境下での使用を考えている方にとって、これはまさに理想的な選択肢となるはずです。
さらに、これらの製品は信号品位を強化し、低消費電力設計を実現しています。これにより、組込みシステム、サーバー、産業用PC、スマートリテール端末など、高い信頼性と効率性が求められる幅広い用途で活躍が期待されます。システムの安定性を最優先したい方には、心強い味方となるでしょう。
徹底した品質管理で安心を提供
VLIは、製品の品質と信頼性を最重視しており、設計から検証に至るまで包括的なプロセスを確立しています。国際的な電子機器環境ストレス試験規格に準拠した検証を行い、社内の製品検証ラボでは、電気的性能の限界と許容範囲を精査しています。これにより、お客様のアプリケーションにおける不良品数の最小化が図られており、安心して導入を検討できるポイントです。
製品ラインナップの魅力
VL122
「VL122」は、2025年6月に更新された最新のUSB2.0仕様に準拠した4ポートUSB 2.0 Hubコントローラです。5×5mmというコンパクトなQFN28パッケージを採用しており、限られたスペースでも導入しやすいのが魅力。5Vから3.3Vへのリニアレギュレータを内蔵し、SMBusまたはEEPROM経由での柔軟な設定管理も可能です。これにより、VID/PIDや各ポートの電気的設定を自由にカスタマイズできます。
さらに、業界最高水準の低消費電力性能を誇り、USB-IFによるUSB2.0 Hub認証（TID#14201）も取得済み。民生用と産業用の両グレードが提供され、厳格なサプライチェーントレーサビリティが求められる用途にも対応しています。
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VL122製品ページ
VL123
今後投入が予定されている「VL123」は、複数のUSBフルスピード（FS）デバイスが同時に動作する際に、スループットを大幅に向上させるMTT（マルチ・トランザクション・トランスレータ）アーキテクチャを特長とする4ポートUSB2.0 Hubコントローラです。「VL122」とピン互換性を持ち、同様にSMBusまたはEEPROM経由で柔軟な設定管理が可能です。複数のUSBデバイスを同時に、かつ高速で利用したいと考えている方には、特に注目していただきたい製品です。サンプル出荷は2026年第2四半期を予定しています。
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VL123製品ページ
CES 2026で実機を体験
これらの新型USBハブコントローラは、2026年1月6日から9日まで米国ラスベガスのザ・ベネチアン・リゾートで開催されるCES 2026において実機が展示される予定です。実際に製品を見て、その性能と品質に触れる良い機会となるでしょう。
製品に関するお問い合わせ
サンプルに関するお問い合わせは、最寄りのVIA Labs営業担当者、または以下のメールアドレスまでご連絡ください。
[email protected]
